オペラ「おさん茂平衛」への道のり

第10話 本物のオペラができた!さー、次なる夢へ!
 



 

 人生は実に面白い。
無我夢中で突き進み、平成17年3月、丹波市、篠山市の2会場でオペラ上演。平成18年3月には、兵庫県芸術文化センターで県民創作オペラとして再演。チケットはすべて完売で大成功だった。

この成功の裏には、私たちを心から支えて下さった多くの方々の力があった。(財)丹波の森協会、丹波県民局、市、県、団体、企業で忘れてはならないのが「古杉企画」さん。

6ヶ月に及ぶ長稽古のため、格安で便利な場所が必要だった。
この活動の趣旨をご理解下さり、応援してくださる古杉さんの篠山駅前の「古杉ビル4階の大スペース」を6ヶ月間貸切る事が出来た。稽古に来る人たちに駐車場も提供して下さり、窓から外に向け看板を張って下さり、時々手作りケーキやトン汁の差し入れまで頂いた。今も、「おさん茂兵衛」の活動時には駐車場を提供して頂いている。

 「厚かましいなー」と言われながらも、多くの方の暖かさに甘えながら進んできた私たちの辞書には「遠慮」の文字がみあたらない。けれどその分、「感謝」の文字が拡大されている。

 これからもこの辞書を片手に、次ぎなる夢ウィーン公演に挑戦。
 夕鶴に続く日本のオペラとして、「おさん茂兵衛丹波歌暦」を世界に羽ばたかせたい!
 夢見る人生は、実に面白いと思う。      完


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おさん茂兵衛DEたんば実行委員会
企画運営委員長
浅倉陽子

 
 
 
 
             
 
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