オペラ「おさん茂平衛」への道のり

第3話 <仕切りなおしの設立>
 



 

おさん茂兵衛DEたんば実行委員会は5年前、「丹波夢会議 ワークショプ」の1グループから立ち上がり、その会に居合わせた者同士がその場で「おさん茂兵衛DEたんば実行委員会」と会名をつけ設立した。が、「おさん茂兵衛」を発信するための様々な案を検討し、創作オペラ案が濃厚となった2回目の会議であっさりとその会名は変えられた。その気軽さが実に面白いと思う。

創作オペラに取り組むには、私を含めあまりにも「素人」だったが、今から思えばそれが良かったと思う。素人ながらにも、自分たちがとてつもない事に手を出す事だけは分かったので、今のメンバーだけでなく、丹波地域が一丸となって取り組む様な組織にしなければならないという結論になった。その大きくした組織名が「おさん茂兵衛DEたんば実行委員会」で、最初の会は準備会にしようー!と。

丹波文化団体協議会、丹波地域の音楽協会、各観光連盟、(財)丹波の森協会、丹波県民局、丹波地域1市6町をはじめ多くの団体で構成する組織にした。すべての団体に承諾を頂きながら組織図を完成させるのに1年をかけた。

尼崎市は「近松の町」、「おさん茂兵衛」を有名にしたのは近松門左衛門の作品「大経師昔暦」。それをご縁に遠く離れた尼崎市にも構成員に入って頂き、近松課の課長、文化部長がいつも総会に来てくださった。そんな、参画と協働、地域間交流がベースとなる組織が誕生したのはやっぱり面白い。


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おさん茂兵衛DEたんば実行委員会
企画運営委員長
浅倉陽子

 
 
 
 
             
 
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