花・彩色 ちょっと知って得する花のお話し

スイートピー
 



 

 立春が過ぎ、厄神さんも終って、いよいよ春の訪れを感じられる頃となりました。

卒業、進学、就職や結婚など人生の節目を迎える方も多いと思います。皆さん様々な門出をひかえ、希望に満ちて、またちょっぴり不安も抱きながら春をお迎えのことでしょう。

この時期にお花のプレゼントとしてよく使われるのが、3月の誕生花の「スイートピー」です。早春に春の妖精が蝶の姿となって乱舞しているように咲く花で、その名前のとおり甘い香りのすることに由来してつけられた英名です(ピーとはエンドウの事)。実際には花の色によって、微妙に香りが違いますが、どれも芳しい香りがします。産地の温室では、えんどう豆のように2Mほどの支柱にからまって枝の先に花がつき、その中は甘い香りが満ちています。

2月の誕生花「チューリップ」と共に、スイートピーは春を代表する花で、色も優しいものから個性的なものまで出回り、他の花との相性も良く、大変人気があります。花言葉は「門出、優しい思い出」。まさに今の時期にぴったりの花です。




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丹波市内で、生花店「足立花義」を経営する
足立敬一さんご提供

 

 
 
 
 
             
 
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