花・彩色 ちょっと知って得する花のお話
《 りんどう 》
 
 


 
 
 
 
 
丹波市内で、生花店「足立花義」を経営する
足立敬一さんご提供

 

 9月の誕生花は「りんどう」が代表的です。

 切花としてのリンドウはまっすぐな茎に青紫の清楚な花がつきとても風情のあるものです。もともと日本の山野に自生しており、日当たりのよい草原に見られる多年生草本植物で、初霜が降りる晩秋まで咲いている野花の一つでした。その根は苦味が強く昔から健胃薬に利用されていました。

 市場ではこれからの季節が旬ですが、品種改良によって咲く時期がいろいろな品種があり、次々に時期をずらせて作付けされているので、7月から11月頃まで出荷され楽しむことができます。

 花の色は青紫が一般的ですが、白や水色、ピンクも出回っています。また、ニュージーランドから「赤いリンドウ」も輸入され今後の品種開発が期待されているそうです。

 現在国内生産量は、岩手県「安比高原」が最も多く、色合いもきれいようです。 やはり涼冷な気候が冴えた色をつくるのでしょう。

 
花言葉は「正義」、納得できるイメージですね。


 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
             
 
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