このままで終わりたくない…
廣瀬さんは、この丹波地域で音楽を楽しめる空間を提供したい。それは、音楽家達へと音楽が好きな人達へのメッセージとして、「アフタヌーンコンサート」の代表をしながら音楽活動をしている。
昔から音楽が大好きで音楽大学を卒業し、現在は丹波市にある岡林写真館で趣味のカメラを弄りながら働き、コーラスの先生をしている。
音楽を楽しめる空間を提供というのはどういうことなのだろうか?
「それは、日々研鑽している音楽家達と音楽ファンが地域に深く根ざした文化活動を深めれる空間を用意することなのです。」と答えてくれた。
ふと、彼女をみると穏やかな表情の中に真っ直ぐとした視線を感じた。彼女の中で、楽しむ空間というのは、どこか譲れない一線があるのかもしれない。
最近のこだわりは?と尋ねると、「料理を作る事ですかねぇ?特に餃子にはこだわりがありますよ。好きですから」と答えてくれた。
休日は、趣味であるカメラ・釣り・水泳などをして過ごしたり、お茶とお花のお稽古などに通って過ごしている。また、家で飼っている「マロン」というネコがいるのだが、毎日マロンを枕にして寝ているらしい。
一緒に居たいタイプはと聞くと、「一緒に釣りに行ってくれたり、美味しいお店屋さんを廻ってくれる人ですかねぇ。あと、お酒も飲めるといいなぁ」と、どこか含み笑顔でかわいらしく笑った感じがした。
彼女の中で、ここが夢の終着駅で、どこまで行けば満足が出来るのだろうか?「丹波地域の音楽性を高めたい!そうなれば、音楽がより周りを楽しませてくれるから」と、喫茶店の窓の外を眺めながら遠くを見ていた。