「夢は貴方が叶うモノだと証明して欲しい・・・」
JR西日本で運転士をしている中谷さん。
彼の中で、年配の方々が頑張って地域活性をやってきた姿を見て、それだけじゃ地域は盛り上がらない。若者の視点からの地域活性を現実化してみたいという思いがありました。
現在、ボランティアグループTeam「わ」の代表をしています。このグループは、主に10代後半〜25歳までが、演劇・人形劇・腹話術を通して、障害者(視覚・聴覚・知的)・老人会・学童保育の子供たち向けに活動しています。彼らを動かしている原動力は、「心の喜びを一時でいっぱいに出来たら・・・」という思いをぶつけるように語ってくれました。その姿には、まだ漠然としないなか、必死で自分たちと地域づくりという存在を追い続ける真剣さ伝わってきました。
今のボランティアグループや活動に至るまでには、色々な出会いがありました。その中で、夢や何かを目指している姿をみて、僕にも何か出来ないだろうかと自問自答したことがきっかけになったという。
そして、今までの活動や思いの集大成の一つとして、8月27日に丹波の森公苑で「福祉募金イベント」を計画・実行に移しています。このイベントへの思いを聞くと、「このイベントは、関西圏の学生と地元丹波の学生を集めて参加する人達(舞台に達人・見ている人)が一体になって、心からの笑顔をなりたい。誰かのために何かをするのではなく、自分たちが楽しみたいから、やりたいからすることで人を喜ばせたら幸せです。」と話してくれた。内容は、ステージイベント・屋台・パフォーマンス・展示会などを行う予定です。
彼の夢は、若者が中心になって、高齢者や障害者と一緒に地域づくりをして行きたい。その空間づくりですと語ってくれた。
彼等が創る地域への思いや行動がどう地域で受け入れられていくか。その先を見たいと思いませんか・・・