麦わらふっくんの畑の真ん中から

1、丹波のイメージ
 



 


ふるさと丹波、わたしは、この地で生まれ育った百姓です。日々、野良で耕し続けています。今耕している畑を、親父たちも祖父母たちも、またそのおじいさんたちも耕してきたのです。一鍬一鍬、汗してきたものであり、それを私たちも耕し、作物を作っています。

いわば、先祖からの財産の上に、今の私たちの暮らしがあるのです。
丹波というブランドもいわば、その財産です。それを活かすのは、今を生きる私たちの役目であり、それを、次の世代に受けつないでいくのも私たちの役目であります。

ところで、丹波ブランド、それって何でしょう?
黒豆、まつたけ、栗、小豆、ぼたん鍋・・・こういったものは、特産品であるのですが、そのものがブランドそのものではないと考えます。

この丹波が都市開発され、山が削られ、ニュータウンになってしまうと、丹波といえるでしょうか?確かに地名は丹波でありましょうが、今の丹波からくるイメージとは、かけ離れているといわざるを得ません。丹波が丹波でなくなるのです。そうなると、まつたけ、栗をいくら作っても、価値は薄らいでしまいます。やはり、緑の山々、奥深い丹波の森、里山、そこに暮らす人々の営み、自然の営み、あらゆる要素があいまって、丹波を形作っているといえるでしょう。

丹波ブランドとは、そのような自然景観、人の営み、そこからつくられた文化やふるさとを思う心など、いろんな要素があいまって、総合的に評価され、形作られているものだといえるでしょう。

それを活かすも殺すも、今を生きる私たちであることを自覚し、今、丹波人の一人として何ができるか考え、暮らしていきたいものです。

このシリーズでは、畑のまん中から、丹波を、農業を、社会を、世界をグローバルに、ときには、ローカルに愛をこめて語っていきたいと思っています。

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毎日田んぼに出るふっくんが、丹波・農業・世界を、時にはグローバルに、時にはローカルなメッセージを送ります。

情報提供 婦木克則さん

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