梅雨のある日曜日、わが家の7歳の三男と雨上がりの蒸し暑い中、たんぼの周りを歩いていると、ものすごい数のとんぼを見かけました。
「今日は、とんぼが多いなあ。あ、赤いとんぼもおるよ。」
「あかねとんぼっていうんやで、ボク調べたもん。」
田んぼの横の溝には、オニヤンマのヤゴのぬけがらがくっついています。
そう、とんぼは田んぼで生まれるのです。
梅雨の晴れ間には、とんぼがたくさん羽化してきます。
草取りなどで、田んぼの中に入っていくと、丁度、羽化しているところに出くわすことが
よくあります。民間の調査では、田んぼでうまれる赤とんぼは、数から推計すると、稲株、4株に1匹の割合で生まれているのだそうです。
そのほかにも、田んぼはたくさんの生き物の生まれる場所でもあります。めだかやどじょう、ホタルやゲンゴロウなどがそうです。皆さんも、今まで鳴き声も聞こえなかった、蛙が、春に田んぼに水を入れると鳴きだすといったことを、経験のなかで、ご存知だと思います。おたまじゃくしも、田んぼの中にはいっぱいいます。
今年は、さらに、わが家の田んぼに、ホウネンエビがたくさんいることに気がつきました。幼虫は、透明で、薄い水色、赤い点がついていて、じっとみているとおもしろいものです。
トライヤルできた中学生も、それを発見して「なんやろー」といってました。その言葉通り、豊作になってくれるといいのですが。
田んぼは、稲を作るということだけでなく、多くの生き物が生まれる場所であり、環境、文化などいろんな事を総合的に考えていくと、大変な価値を持つことになります。
いのちを育む田んぼ、あなたもちょっと田んぼに入って、驚きを発見してみませんか?
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