稲刈りが終わり、黒大豆の枝豆がピークをすぎると、少し体も心も余裕がでてきます。そろそろ、来年の作付けの心づもりをしていくようになります。
この時期、様々な国の施策やそれにかかわる制度の説明会や会議に出席することがふえてきます。
先日、よく新聞紙上を賑わしている品目横断的支援策の一部の説明会がひらかれました。会場は、認定農業者、営農集団、農会関係者でいっぱいでした。そこで説明された内容にその多くの方が落胆されたのではないでしょうか?農業者にとって、各方面から伝えられていた雰囲気だけでは、まさに、農家に直接支払いの補助金が増えるのではという期待があったと思います。農業関係者以外の方から、「なぜ、農家ばかり優遇するのか」というお叱りをうけるくらいだそうです。また、諸外国では、補助金が収入の半分以上という国も珍しくありません。ところが、よく説明をきいてみると、今までの制度とかわりばえせず、しかも非常に高いハードルをクリアした農家だけがそれを受けられるという内容のように受け取りました。つまり、小さい兼業農家は切り捨て、制度にのってきた農家や集団は支援するということを明確にしたということでした。
会場からは、今の農政に対する不満や村の現状を訴える声が高まりました。
どんな制度ができても、それを選択するのは私達農家自身です。しっかり内容を把握した上で、目先のことにとらわれず、将来を見据え、自らの判断で選択しましょう。そういうことが出来る人こが、本当の意味での、担い手といえるのではないでしょうか?
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