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麦わらふっくんの畑の真ん中から
 
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毎日田んぼに出るふっくんが、丹波・農業・世界を、時にはグローバルに、
時にはローカルなメッセージを送ります。

情報提供 丹波市春日町 婦木農場さん 

麦わらふっくんの畑の真ん中から 

 〜 2、丹波に迎える味覚の秋 〜

 

丹波も味覚の秋を迎えました。

栗、まつたけ、山の芋、黒豆のえだまめ、そしてぼたん鍋など、

まさに味覚の宝庫といってもいいでしょう。こういったものは、

この地で育まれてきたものであり、まさに、丹波が誇る味でもあります。

さて、秋といえばお米の取入れがいっせいに行われます。

初秋の休日には、たわわに実った稲をコンバインなどで刈り取る光景がみられました。

ところが、農家にとってうれしい取り入れのはずですが、今年は、いまひとつさえない様子です。

というのも、今年も豊作だからです。

豊作なのにさえないなんて・・・と思われるでしょうが、お米の値段がまた下がってしまい、

農家としてやる気が出ないような価格にまで落ち込んでいるからです。

10年前あたりとくらべると、2〜3割は下がっています。

単純に農家の収入が減っているということです。

来年は、耕作放棄田が、大幅に増加するのではと懸念しています。

そのほかの農産物価格も下がっており、農家、農村にとって厳しい状況になっています。

夏の高原キャベツが価格が暴落して、処分している様子が報道されましたが、

昨年台風で野菜が暴騰したことを考えれば、まさに厳しいといわざるをえません。

もちろん、その原因もたくさんあり、農家としては、やりきれない思いも持っていますが、

ここでは、それを論じることはしません。

それよりも、どんな状況になろうと、農家として、農村としてどう生き残っていくのかを

考える必要があると思うからです。

そういう意味で、全国各地で、ブランド化が進んでいます。

よそとは違うよということのアピールによって、生き残りを懸けようというのですが、

ここ丹波では、丹波ブランドが定着していることを考えれば、ありがたいことですし、

それを、確実に誠意をもってお届けすることが大切になってきています。

もうひとつの道があります。都市に近いこの地域は、農産物の生産場所というだけでなく、

農村が持つあらゆる要素を武器として、交流という方法で、生き残るチャンスが、

広がっているのです。

癒しの空間として、伝統的な食を提供したり、自然そのものの中に身を置く、

また、体験する。学びの場にもなるでしょう。

そう、私たちの丹波は、先人たちが、残してくれたものによって、

農業、農村として総合的に生き残るというより、発展できる可能性を秘めているといっていいでしょう。

ぜひ、丹波を愛する多くの人の力をひとつにして、そういった丹波を創り上げていきたいですね。

 

 

 

 

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