暑さ寒さも彼岸まで、いよいよ農春。畑の植え付け準備や、田んぼも水を入れる準備をする季節です。これから、5月にかけて、農村風景がダイナミックに変わっていく時期で私の好きな季節でもあります。
それにしても、今年はよく雪が降りました。丹波でも昨年末の大雪から何回も雪が降ったのですが、大雪にまつわる次のような話を聞きましたのでお伝えします。
今年の雪は尋常ではないとよく報道されましたが、先日久しぶりに大学の同窓会があり、新潟県津南町の友人がこんな話をしてくれたのが印象に残りました。
大体、1月下旬頃には、毎年3mの積雪はあるそうで、スキー場のリフトが埋まるのは日常あることなのだそうです。県境の孤立した村という報道がよくされましたが、あの村は、もともと、そういうところだそうで、昔は1ヶ月くらいは孤立状態で生活していたところだそうです。そういえば、テレビでもおばあさんあたりは、保存食をたくさん用意して、食べ物は大丈夫っていってましたからそうなんでしょうねえ。そこに、大きな道路がついて(さすが新潟の方はOO先生の・・・)生活が大きく変わっていったんだそうで、外部との行き来がないと生活できないというようになっていったんだということらしいのです。昔の暮らしというのはやり、自然とうまく付き合いながら暮らしていて、そこに保存食など食文化も生まれてきたのでしょう。
それが、今はどこもかしこも便利になり、生活が平準化、いろいろなものがあって当たり前の生活になっているのです。災害時など、生きるための先人の知恵、生き方が失われ、いろんなものに頼った暮らしが当たり前なのです。
しかし、そういう暮らしがいかにもろいものか、私たちはあの地震で学んだはずなのに、残念ながらそいいった教訓というのは頭の中ののみのこととなっていて、実際はもろい社会を当たり前とする方向にどんどん進んでいるとしかいいようがないと思いました。
もっとも、私たちはそういうモノの見方を大学で学んだとういう思いがあり、同期生がそんな話をしてくれたことをうれしく思いました。今、村でそんな価値観がわかる人は非常に少ないからです。全国に同じ釜の飯を喰った仲間が同じような価値観をもって農業に取り組んでいることを改めて知り、私自身やる気か沸いてきた出来事でした。
さて、丹波のものさし、皆さん持ってます?
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