麦わらふっくんの畑の真ん中から

8、山々・木々の緑の変化
 



 


丹波のゴールデンウィークは、まさに、田んぼのゴールデンウィーク。田んぼに水が張られ、いよいよ田植えです。今年は、春が一気にやってきた感があります。

寒い日が3月下旬頃まで続いたのですが、4月1日につばめがやってきたのを合図にして、桜が咲き、柿の芽が吹き、土手のよもぎも大きくなってきて、新緑の季節へと移り変わっていきました。

この時期、丹波に住む私たちは、日々、山々の木々の緑の変化を楽しんでいます。

あ、黄緑の新芽が一気にふいて黄緑色の山だな。とか
あ、昨日より緑が濃くなったな。とか風も、毎日少しずつ違っています。

特に、水を張った田んぼの上を渡る風は、稲の苗が大きくなるにつれ、季節がすすむにつれ、変わっていきます。もちろん、その風に乗って運ばれてくる香りも、違うのです。

山際に目をやると、わらびやぜんまい、たらの芽などでています。それは、舌で味わう季節感ですね。

つまり、この季節のダイナミックな変化を、また、日々の繊細な移り変わりようを、私たちは、五感で感じ取っているのです。そういった時間を私は田んぼや畑で仕事をしながら感じることができます。そこが、私たちの仕事の醍醐味のひとつでもあります。

出来れば、それを、子供たちに伝えてやりたいと心掛けています。

畑の隅のおおいぬのふぐりの青紫の小さな春を見つけたとき。

ツバメが、我が家の牛舎に帰ってきたとき。

つくしが顔を出した時。家の前の池でモリアオガエルが産卵したとき。

田んぼで、トンボがヤゴの殻を破って出てきたとき。

その感動を、子供たちなりの五感で感じてほしいのです。それが、丹波に住む私たちなりの子育てだと、思っています。当然、私たち大人も感動する心を失ってはいけませんよね。

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毎日田んぼに出るふっくんが、丹波・農業・世界を、時にはグローバルに、時にはローカルなメッセージを送ります。

情報提供 婦木克則さん

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